子供のころから「おせんげんさん」と呼んでいたので正式名称が「富士山本宮浅間大社」と知ったのは大人になってからでした。
元地元民である私が、富士山本宮浅間大社、およびその周辺のお店の楽しみ方などをお伝えします。
観光のご参考にどうぞ~♪
目次
富士山本宮浅間大社の基本情報
静岡県富士宮市にある富士山をご神体とする富士山本宮浅間大社(ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ)は、全国に1,300余ある浅間神社の総本宮になります。
ご祭神
- 主祭神:木花之佐久夜毘売命(このはなのさくやひめのみこと)
- 相殿神:瓊々杵尊(ににぎのみこと)大山祇神(おおやまづみのかみ)
ご祭神は、美の象徴として知られる木花之佐久夜毘売命(このはなのさくやひめのみこと)であり別称は浅間大神(あさまのおおかみ)。
瓊々杵尊(ににぎのみこと)は木花之佐久夜毘売命(このはなのさくやひめのみこと)の夫であり、大山祇神(おおやまづみのかみ)は父親になります。
ご利益
木花之佐久夜毘売命(このはなのさくやひめのみこと)は富士山の噴火を鎮めた女神さまで、花のように美しく、家庭円満・安産・火難避けのご利益があるとされています。
なので女性のパワースポットめぐりにぴったりな場所です。
桜井識子さんの本にもご紹介されています
富士山本宮浅間大社は神社系の本をたくさん出版されている桜井識子さんの本にも「富士山の気のエネルギーをもらえる神社」として紹介されています。
富士山本宮浅間大社
住所:静岡県富士宮市宮町1-1
電話:0544-27-2002
最寄り駅:JR身延線「富士宮駅」
アクセス:【電車】JR身延線「富士宮駅」より徒歩10分(または新幹線「新富士駅」よりタクシー約30分)
【自動車】東名高速「富士IC」より西富士バイパス経由で約20分
駐車場:あり(30分無料、以後1時間毎200円)
富士山本宮浅間大社拝殿までの道のり
富士山本宮浅間大社の駐車場に車を停めてから拝殿までの道のりです。
大きな鳥居の向こうには朱色の桜門が見えてきます。
毎年5月と11月に行われる流鏑馬祭り(やぶさめまつり)はコロナウイルス感染拡大防止のため神事のみ行うようです。
小さい頃はここに並ぶ屋台が楽しみだったのに残念ですね。
桜門(ろうもん)
桜門(ろうもん)は昔から変わりませんね。
この日は七五三の参拝客でにぎわっていました。
私もここで七五三をしたことが懐かしい…
桜井識子さんの本によると、この桜門をくぐると境内には富士山の「気」が満ちているそうですよ。
鉾立石
桜門の手前にある鉾立石は明治初年まで行われていた山宮御神幸の際、神の宿った鉾をこの石の上で休めたと言われています。
本殿・拝殿
本殿は浅間造りと呼ばれる珍しい二重の楼閣造りで拝殿の奥になります。
拝殿、本殿ともに徳川家康公の寄造営によるものです。
朱色の拝殿は華やかさがありいかにも女性の神様という感じです。
凛とした感じというよりもいつ来ても優しい空気感が漂っています。
はじめての神社ってちょっと緊張したりもしますが、ここは小さい頃から来ていた馴染みの場所なので
「また来ましたよ〜」
という感じのご参拝です。
拝殿の両サイドに授与所があります。
おみくじやお守り、お札などはこちらで購入できます。
授与所の横に七五三用の千歳飴が売っていましたが、このパッケージは私の七五三の時と変わらない!
この千歳飴を持った七五三の写真があるもの。
40年以上経っているのに…懐かしいし嬉しい♪
富士山本宮浅間大社のパワースポット
水屋神社(みずやじんじゃ)で富士山からの湧き水をいただく
拝殿に向かって右脇門に出ると水屋神社(みずやじんじゃ)があります。
竹筒からは富士山の雪解け水。
済んだ清らかな水で、心や体を和ませる力があります。
こちらは汲んで持ち帰ることができます。
水屋神社の横に有料のペットボトル(200円)がありますが、地元の人は皆さん持参した容器に入れて持ち帰っています。
私も持っていたペットボトルに湧き水を入れて持ち帰りました。
私は小さい頃からお茶が大好きでしたが
「美味しいお水だったから美味しくいただけたんだな。」
と思います。
持ち帰った湧き水でお茶やコーヒーを飲むのが小さな楽しみ♪
湧き水は必ず煮沸してからいただきましょう。
パワースポットの湧玉池(わくたまいけ)
水屋神社に面している湧玉池(わくたまいけ)は、かつて富士山の登山者が身を清めるために禊をした場所です。
国特別天然記念物で、平成の名水百選にも選ばれています。
どうりで美味しいわけですね。
池の中には鯉がたくさん泳いでいます。
子供の頃、よく鯉にえさをあげていました。
湧玉池は富士山本宮浅間大社で一番のパワースポットと言われています。
この湧玉池の場所は「日本の中心」のようです。
鏡の様に澄んでいて、心が洗われていくような美しい池なのでパワースポットと言われる所以もわかります。
富士山がキレイに見える場所
神田川の横
湧玉池にも通じている神田川の横から眺める富士山。
真正面に見えて絶景です。
まだこの時期雪は積もっていませんね。
夏になるとこの神田川では子供たちが水遊びをする姿をよく見たものでした。
富士山本宮浅間大社の神田川ふれあい公園
私が子供の頃は富士山本宮浅間大社に隣接している神田川ふれあい公園は遊び場としていつもたくさんの子供たちが集まる場所でした。
今は少子化からかどの時期に来てもほとんど姿を見ませんね。
この公園、昔から鳩がたくさんいるのです。
人間に慣れているのか、近くに寄っても逃げません。
昔は古い売店があり、鳩や鯉のえさなどが売っていました。
昭和な感じの庶民的なイメージでしたが、しっかりキレイに整備されていますね。
それはそれでいいのでしょうが、昔を知っているものとしては寂しい気もしますが…
富士山本宮浅間大社の周辺の食べ物屋~地元の人しか知らない店も!
富士山本宮浅間大社の参拝が済んだら地元の名物を味わいたいですよね。
ここでは富士宮やきそばから地元の人しか知らないお店をご紹介したいと思います。
すべて富士山本宮浅間大社から徒歩圏内ですのでお立ち寄りください。
お宮横丁(富士宮やきそば)
鳥居の前の神田通りを渡ったところに「お宮横丁」があります。
オレンジ色の「富士宮やきそば」の暖簾がたくさん立っているのですぐにわかると思います。
ここは私が住んでいた頃にはなかったもので富士宮焼きそばがB級グルメとして全国的に有名になり出してから作られたんだと思います。
富士宮焼きそばだけでなくジェラードや甘味などもいただけます。
江戸屋本店(パン&カフェ)
私が富士山本宮浅間大社に来たときは必ず立ち寄るパン屋の「江戸屋本店」です。
鳥居を背にして神田通りを右側に進んでいくとすぐにあります。
子供の頃から通っていた「江戸屋本店」。
ここのパンで育ったと言っても過言ではありません(^^;
富士宮の人でしたら知らない人はいないほどの老舗有名店です。
この日は土曜日の午前中だったからかレジ前は行列を作るほどにぎわっていました。
となりには小さなカフェがあるので、パンを買って
「カフェでパンと一緒にコーヒーを飲みたい。」
とレジで伝えればコーヒー券(220円)をくれます。
江戸屋のパンが食べたかったのでこの日は朝食を抜いて江戸屋のカフェでいただきます。
コーヒーはセルフで自分でいれます。
もちろん富士山の湧水のコーヒーですからいつもの何倍も美味しくいただけます。
こちらはお持ち帰り用。
この可愛いパッケージは昔から変わりません!
エコバックとか作ってくれたら買うのにな~~
参拝を終えてちょっと小腹が空いたらコーヒーと一緒にこちらのカフェをご利用くださいませ。
江戸屋本店
浜松屋(串団子)
こちらの「浜松屋」も昔からあるお店です。
食堂なのですが店先に串団子(1本90円)が売られていてこれがまた美味しいのです💓
江戸屋本店の通りをさらに歩いていくとあります。
串団子はあんことみたらしがありますが、私はみたらし派!
ここのみたらし団子が絶品で、毎回大量買いして持ち帰ります。
浜松屋
住所:静岡県富士宮市宮町10−2
電話:0544-26-4356
富士山本宮浅間大社の参拝だけでなく周辺のお店も楽しもう!
富士宮出身の私から富士山本宮浅間大社の楽しみ方を書かせていただきました。
子供の頃から「おせんげんさん」として親しんできた富士山本宮浅間大社。
大人になってここに来ても神社の中は同じようなルートを歩いて馴染みの店に立ち寄るというコースは変わらないですね(^^;
富士山本宮浅間大社は明るい朱色カラーの神社で来るたびに元気をもらえます。
また湧玉池は最大のパワースポットになりますので、この池のまわりでゆっくりして浄化しましょう。
参拝後は富士宮焼きそばだけでなく江戸屋本店のカフェや浜松屋のみたらし団子も是非味わってみてくださいね~
この記事が皆さまのお役に立てたら嬉しいです♪
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