ガイヤーンとはタイの「鶏の炭火焼」で、よく屋台などでも売られているタイの定番料理です。
今回ご紹介するお店はガイヤーンを美味しく食べられるバンコクのおしゃれな一軒家レストランTummy Yummy(タミーヤミー)をご紹介いたします。
目次
バンコクの人気料理「ガイヤーン」てどんな料理?
ガイ=鶏 ヤーン=焼く
2つのタイ語の組み合わせを見ればお分かりのように、ガイヤーンとはタイの「鶏の炭火焼」です。
ガイヤーンはナンプラーとニンニクの風味がきいた甘辛タレに漬けこんだ鶏もも肉を、炭火でじっくりと焼いた料理。
時間をかけて焼き上げることで、鶏肉表面の余分な油が落ち、肉料理ながらさっぱりといただけるヘルシーメニューです。
ガイヤーンはもともとイサーン(タイ東北地方)の料理で、オーダーする時はソムタム(青パパイヤのサラダ)とカオニャオ(蒸したもち米)と一緒にいただくことが定番のようです。
イサーン料理の代表的なものは?
ガイヤーンのほかに、ソムタム(青パパイヤのサラダ)、ラープ(肉や魚をハーブであえたサラダ)、ネーム(発酵豚肉のソーセージ)で、こうした料理をカオニャオ(蒸したもち米)といっしょに食べるのがイサーン流なのです。
肉質はもちろん、下味からタレまでそれぞれに個性的で、店ごとの特徴が強く感じられる料理と言えるでしょう。
日本人で「鶏肉が苦手」という方はほとんどいないでしょうし、ガイヤーンはスパイシーでもなくハーブも使われていないことから、タイ料理の中でも日本人に好まれている料理の一つとなります。
バンコクでおしゃれで美味しいガイヤーンの店 Tummy Yummy(タミーヤミー)
格安の屋台から、ミシュラン星つきの高級レストランまで、あらゆるグルメスポットがひしめくバンコク。
隠れ家的な雰囲気のなか、伝統的なタイ料理を味わいたいという人におすすめのランチスポットが、一軒家レストランTummy Yummy(タミーヤミー)になります。
BTSチットロム駅から徒歩でおよそ5~6分という中心街にありながら、閑静な通りに位置しているため、バンコクの喧騒が嘘のように静かな店内でゆっくりと食事を楽しむことができます。
タミーヤミー基本情報&アクセス
BTSチットロム駅の4番出口を出て1本目を右に少し歩いていくとあります。
トンソン通り沿いの「スパ1930」の並びにあります。
Tmmmy Yummy
[住所:42/1 Soi Tonson, Ploenchit road, Bangkok 10330
☎:02-254-1061
営業時間:11:00~14:30 17:30~22:00(日曜定休)
WEBサイト:https://www.tummyyummytonson.com/
タミーヤミーはこちらのガイドブックでも紹介されています。
タミーヤミーの店舗
BTSチットロム駅からTonson通りを南に歩いていくと静かにひっそり佇む一軒家があります。
それがタミーヤミーです。
白を基調とした建物は、ヨーロッパの農家をイメージして建てられた家を改装しています。
店内も、昔を彷彿とさせるアンティーク風の調度品が飾られ、どこか懐かしみのあるノスタルジックな空気が漂っています。
ハイソで優雅な空間でありながら、高級すぎず肩ひじ張らずに食事ができる・・・そのバランスが絶妙に居心地よいお店です。
タミーヤミーのランチ
ランチタイム限定でデザートとドリンクのついたお得なランチセットが登場します。
写真付きのメニューがあり、ドリンク、料理、デザートからそれぞれ一品ずつ選ぶコース仕立てとなっており、お値段は税・サービス料別途で320バーツ(約1,130円)。
最近のバンコクでは、おしゃれなカフェで食事をすると料理一品が300バーツを超えることも珍しくないので、一軒家レストランでドリンクとデザートも付いてこの値段ならお手頃かもしれません。
ランチメニュー
- Spicy Sausage Spaghtti
- Grilled Chicken with Papaya salad and Sticky Rice
- Be mee Suki-yummy with chicken
メインは上のメニューの3種類から選べます。
写真で見ても2のGrilled Chicken with Papaya salad and Sticky Rice(ガイヤーン)が一番美味しそうでしたのでそちらをチョイス。
ドリンクはブルーピーライムソーダ、デザートはかき氷をオーダーしました。
まずはブルーピーライムソーダが運ばれてきました。
タイで一度は試してみてほしいのが、この「バタフライピー」と呼ばれるお花を使ったドリンクです。
バタフライピーに含まれるアントシアニンによる鮮やかな青色が「フォトジェニック」と、近年タイ国内外で注目を浴びています。
バタフライピーはタイでは古くからハーブティーとして飲まれていましたが、近年ではおしゃれなカフェのドリンクやデザートにも取り入れられるようになり、SNS等で話題になっています。
面白いのは、バタフライピーは加える成分によって色が変わることです。
ではやってみましょう!
青いバタフライピーの液体をライムソーダに加えてみましたところです。
するとライムの酸に反応して紫色に変化しました!
かき混ぜてみると・・・
全体が紫色になりました~♪
見て楽しいだけでなく、美肌や美髪効果もあるといわれるバタフライピーは、今後ますます人気が高まりそうです。
実際に私が宿泊したチェンマイのホテルでもチェックインの時のウェルカムドリンクの演出で使われていました。
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気になるお味ですが、バタフライピーを加えても普通のライムソーダと大きく味は変わりません。
甘すぎずすっきり爽やかで、食事のお供にもぴったりです。
参考バタフライピー日本でも買えますね >>バタフライピー
続いて、いよいよメインのガイヤーンをいただきましょう。
ガイヤーンとソムタム(青パパイヤのサラダ)、そして小さなカゴの容器に入ったカオニャオ(もち米)が一皿に盛られていて、見た目も可愛らしい仕上がり♪
(やはりソムタムとカオニャオはセットでついてきましたね)
表面パリパリでジューシー。
出てくるまで結構時間がかかりましたが、じっくり焼いてあることがわかります。
香ばしい鶏肉と特製のピリ辛ソースが絶妙にマッチしていました。
表面の皮はカリッと、中のお肉はやわらかくジューシーで、単に鶏肉の表面に味を付けて焼いただけではない、深みのある香ばしい美味しさが口いっぱいに広がります。
付け合わせのソムタムは、シャキシャキのパパイヤやニンジン、小エビ、トマトなどが入った見た目以上にボリュームのある一品。
初めてタイでソムタムを食べたときは甘辛い味に少し面食らいましたが、慣れてくるとどんどんハマる不思議な魅力がある料理です。
今では私の好きなタイ料理のベスト3には入ります。
ソムタム大好きだからたっぷりあって嬉しい♪
可愛いかごに入ったカオニャオ(もち米)はもっちもち。
日本では白いもち米をお米のように食べることはめったにありませんが、噛みごたえがあってほっとする味です。
ガイヤーンやソムタムと交互に食べると、口の中を優しく中和してくれます。
タミーヤミーでは庶民的なお料理もこんなに可愛らしくおしゃれにいただけるんですね。
最後のデザートは、練乳イチゴのかき氷の下にはナタデココのような食感のココナッツゼリーが入っていました。
日本で食べる練乳イチゴのかき氷と味はほとんど同じで美味しかった♪
ただ店内の冷房がきつく、震えながら食べることに・・・上着は必須でしょう。
タミーヤミーのまとめ
タミーヤミーはヨーロッパのちょっとした田舎のカフェ風で、おしゃれで可愛らしい料理の盛り付けに、タイの庶民料理ガイヤーンも一気に格上げされた印象になります。
私が来店したときには私以外のお客さんがいませんでした。
バンコクの中心地にありながらも一本通りに入っていく上、お値段もそれなりにする店なのでそれほどお客さんの数は多くないのかもしれません。
ただ、お店のおしゃれな雰囲気や料理の美味しさやボリュームを考えますと納得のお値段なのかな、と思います。
屋台や路面店ではなくてちょっとおしゃれにランチをいただきたいという方におすすめできるお店なので、女性同士で来店するのもいいかもしれません。
私はコンドミニアムからも近いのでタミーヤミーは来るたびに立ち寄る店になりそうです。
こちらのガイドブックにもタミーヤミーのガイヤーンのランチセットが紹介されています。
タミーヤミーの近くには他にもおしゃれなレストランがありますのでご参考に。
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